デジタルビデオ編集ナビゲーションガイド

編著者 エ・ビスコム・テック・ラボ
出版社 (株)毎日コミュニケーションズ
出版日 1998年9月28日
判型 B5変形 (182 x 234) / 320ページ
価格 2,800円
ISBN 4-8399-0053-1

はじめに - Foreword -

人類が動画を手に入れた時期をいつにするかは諸説ありますが、たとえばリュミエール兄弟によるシネマトグラフ(1885年)をその時と考えたとしても、すでに1世紀以上の月日が。享和三年(1803年)に江戸の上絵師亀屋熊吉により考案された世界初のアニメーションとでも呼べる「写し絵」をそれと考えれば、ほぼ200年の月日が流れようとしています。

この間、私たちは映画やテレビジョン、ビデオといった映像伝達メディアを介し「動く映像=動画」を情報伝達、表現手段として駆使してきたといえます。もちろんコンピュータも、この「動く映像=動画」の新しい伝達メディアとして機能しはじめていますが、その歴史は、ほんのここ10年ほどの急速な技術発展によりもたらされたものです。

そこにはMPUのパワーアップ、ビデオフォーマットやCODECの発展、関連プロダクツの高度化などがあいまっているわけですが、コンピュータ上で「動画」を制作、鑑賞していく上で、これらの技術をきちんと理解している必要があることは多くの方も同意なされるでしょう。

本書では、ビデオの世界をよく知っている方にとっては、「動画」をコンピューターであつかう上でのポイントを。コンピューターの世界を知っている方には、「動画」をコンピューターであつかう上で知っておきたいビデオの知識を。そして、これからコンピューターでの動画について勉強していきたい方には、そのABCを。それぞれの方が必要とする知識を系統だてて網羅しただけでなく、この世界のハードウエアおよびソフトウエアの導入までを紹介しています。

次なる映像の世紀を生きるすべての人のために。

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本書の使い方 - How to Use -

DTVでは、ビデオとコンピューターの両方の知識が要求されます。本書では、そうしたDTVに必要な知識を系統だてて紹介していきます。

第1章 DTV予備知識

DTVの誕生から現在までの流れを、技術背景とともに簡単に紹介します。

第2章 VIDEO編

ビデオ信号の規格やフォーマットなど、DTVに必要なビデオの知識を紹介します。

第3章 COMPUTER編

CPUやハードディスクといったハードウェアの問題から、CODECの問題まで、DTVに必要なコンピューターの知識を紹介します。

第4章 DTVハードウェア編

その特徴や選択のポイントを含め、DTVシステムの要となるハードウェア、ビデオキャプチャーカードを紹介します。

第5章 DTVソフトウェア編

DTVシステムには欠かすことのできない、編集、合成、ペイントなどの、DTVソフトウェアを紹介します。

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もくじ - Contents -

第1章 DTV予備知識
DTVの歴史
第1の時代 〜VIDEO TOASTERの登場〜
第2の時代 〜QuickTimeの登場〜
第3の時代 〜FireWire & DV の登場〜
ノンリニア&リニア
ハサミの時代
編集システムの違い
編集システムの進化
第2章 VIDEO編
VIDEO信号の基礎
NTSC ――― 白黒
NTSC ――― カラー
NTSC信号のレベル表現
PAL
NTSCの色再現性
RGB vs NTSC
ビデオモニター
ビデオモニターの必要性
ビデオモニターの選択
カラーバーの使い方
チューニングに必要なもの
モニターの下準備
明るさとコントラストの調節
色の調節
VTR規格
DVの信号処理
CCIR601(ITU-R BT.601)
4:2:2方式の符号化規格
4:4:4方式の符号化規格
デジタルアクティブラインとアナログ方式との関係
デジタル信号を求める
4:2:2 vs 4:1:1vs 4:2:0
4:2:2方式
4:1:1方式
4:2:0方式
第3章 COMPUTER編
CPU&メモリ
CPUのパワー
デュアルCPUマシン
互換CPU
メモリ
ハードディスク
ハードディスクのパフォーマンス
ベンチマーク
SCSI vs E-IDE
RAID
熱対策
ビデオカード&サウンドカード
ビデオカード
サウンドカード
ビデオキャプチャー
アナログキャプチャーボードの選択
FireWire搭載ボードの選択
バックアップデバイス
ビデオフォーマット
ビデオフォーマットとは
ビデオフォーマットの種類
QuickTime
データフォーマット
扱えるデータフォーマット
Video for Windows
Video for Windowsの問題
Video for Windowsの改良
CODEC
CODECの役割
圧縮方法について
CODECの選択
CODECガイド
Video for WindowsのCODEC
QuickTimeのCODEC
その他のCODEC
CODECのベーステクノロジー
ランレングス符号化
離散コサイン変換(DCT)
ウェーブレット
ベクトル量子化
第4章 DTVハードウェア編
DVRex-M1
ハードウェアDV CODECの効果
ハードウェアの構成
信号処理
ソフトウェア
価格
HotConnect Ultra 8945
デジタルキャプチャーボードの選択
8945のOEM製品
8945の特徴
Hollywood Video Recorder
ハードウェア構成
信号処理
データフォーマット
Simply Hollywood
Perception Video Recorder RT
PVRからの改良
ハードウェア構成
信号処理
データフォーマット
Perception Video Recorder
PVRの特徴
ハードウェア構成
信号処理
オプション
データフォーマット
BUZ Multimedia Producer
ハードウェア構成
インターフェース
性能
Power Capture Pro
第5章 DTVソフトウェア編
DTVソフトウェア
Adobe Premiere 5
モニターウインドウ
タイムラインウインドウ
ナビゲーションパレット
ドロップフレームへの対応
フィルタ
出力
MediaStudio Pro 5
Video Editor
Video Paint
CG Infinity
VideoAction NT
タイムライン&ギャラリー
プレビュー
トランジッション
Video Effect
レンダリング
Concerto
編集
合成
出力
Speed Razor Mach 4
専用機化
キャプチャーボード
編集操作
Adobe After Effects 3.1
合成処理
モーション設定
レンダリング
Digital Fusion 2
Flow
キーフレームの設定
effect*
3D合成処理
TVPaint Animation / Aura
TVPaint Animation
Aura
ドローイング
アニメーション
イメージの取り込み
フィルター
アニメブラシとキーフレーム
出力
paint*
ペイント機能
修正
トラッキング
索引
付録CD-ROMの使い方
あとがき
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